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2023年12月4日月曜日

将棋世界2023年7月号 レビュー・内容紹介


将棋世界 2023年7月号(付録セット) [雑誌]

巻頭カラー特集1P
「充実の大地!王位戦でも挑戦者に」
伊藤園お~いお茶杯 第64期王位戦 挑戦者決定戦
5/18東京 将棋会館
羽生善治九段-佐々木大地七段戦

19
ヒューリック杯第94期棋聖戦挑戦者決定戦
「俊英大地が藤井に初挑戦-名人、王座を連破し大舞台へ-」
4/24東京 将棋会館
永瀬拓矢王座-佐々木大地七段

126-131
ヒューリック杯第94期棋聖戦挑戦者・佐々木大地七段へのインタビュー
佐々木大地七段「見える景色が違う戦場で戦うために」 構成/相崎修司

初のタイトル戦登場。デビュー7年でのタイトル挑戦。20代のタイトル挑戦者は昨年の叡王戦の出口若武六段以来。

五番勝負に向けての意気込み、今期振り返り、挑戦者決定戦後の歩み、不調脱出(2022年の五連敗からの復活)とメガネのことなど。高校生ぐらいから目が悪くなっていたが、特に不自由していなかったで裸眼だったらしく、自動車免許を取るためにメガネを作ったとのこと。初めてメガネで対局したのは2月の対岡部戦。視界がクリアになって思考もクリアに?😄

101-107
第81期名人戦七番勝負【第2局】
「盲点になった筋 記/田名後健吾」
4/27・28静岡市 浮月楼
渡辺明名人-藤井聡太竜王
浮月楼は徳川慶喜が明治時代に住んでいた邸宅として知られる料亭。

左美濃→じっくりした進行→逸機・誤算→盲点の銀取り

6-17
第81期名人戦七番勝負【第3局】
「不運と偶然 記/今井和樹 解説/村田顕弘六段」
5/13・14大阪府 高槻城公園芸術文化劇場
渡辺明名人-藤井聡太竜王

挑戦者の藤井竜王が2勝を挙げた後の一戦。解説は去年から一人暮らしを始めた高槻市在住の村田六段。対局場は3月にオープンしたばかりの高槻城公園芸術文化劇場。

持久戦調の序盤戦→後手ペース?→幻の妙手順→クライマックス→奇跡的な紙一重→実りある終幕

渡辺名人1勝目。本稿の締めは大盤解説会で聞き手を務めた加藤桃子女流四段のほっこりするコメント。

4-5 
第81期名人戦七番勝負【第4局】
「藤井快勝! 最年少名人&七冠に王手」(編集部)
5/21・22福岡県飯塚市 麻生大浦荘
渡辺明名人-藤井聡太竜王

120-121
第8期叡王戦五番勝負【第2局】
「菅井 指しすぎとがめ絶品サバキ 記/編集部」
4・23名古屋市 名古屋東急ホテル
藤井聡太叡王-菅井竜也八段
挑戦者・菅井八段が勝利した第2局は振り飛車の会心局。

18
第8期叡王戦五番勝負【第3局】
「藤井叡王、相穴熊の死闘制す」
5/6名古屋 か茂免 
藤井聡太叡王-菅井竜也八段

108-119
第8期叡王戦五番勝負【第3局】
「容易に負けにしない強さ 解説/谷川浩司十七世名人 記/大川慎太郎」
5/6名古屋 か茂免 
藤井聡太叡王-菅井竜也八段
第3局の立会人を務めた谷川十七世名人の解説。
振り飛車党にも色んなタイプがいる中、菅井八段の特徴は長期戦を厭わない姿勢。後手の菅井八段は気合の三局連続の三間飛車→後手の苦労→辛抱実って駒得も・・・→時間切迫の終盤戦→驚愕の代案。藤井叡王が二勝目。

27、41-53
令和を駆けろ!俊英棋士 vol.9 
古賀悠聖五段
「将棋は観ているほうが好き」
2001年1月1日生まれ、福岡出身。11年中田功八段門下で奨励会入り。20年フリークラス入り。21年順位戦に昇級。同年新人王戦で準優勝。

フリークラス入りを決断した理由、棋風、仲の良い棋士等について。

受けの棋風、矢倉好き。将棋を指すのがそんなに好きではなく、人の将棋をみるのが好きとのこと。意外にそういう棋士は少なくないようでw
ライバルは服部五段。

20
第16期マイナビ女子オープン五番勝負 
「西山、2連勝で女王6連覇に迫る」
4/19甲府市 常磐ホテル
西山朋佳女王-甲斐智美女流五段

21
第34期女流王位戦五番勝負 
「対抗形の開幕局を伊藤が制す」
4/26姫路市 夢乃井
里見香奈女流王位-伊藤沙恵女流四段

122-125
第34期女流王位戦五番勝負【第1局】 
「持ち味が出た開幕戦 記/工藤光一」
4/26姫路市 夢乃井
里見香奈女流王位-伊藤沙恵女流四段

22
第72期ALSOK杯王将戦 王将就位式
「藤井聡太王将 手堅い将棋で目指せ永世王将」
5/8東京ドームホテル

24
大山康晴十五世名人生誕100年記念
「大山康晴プロフィール」

25、156-161
公文杯第48回小学生将棋名人戦
「永山遥真さん(小5)小学生日本一に!」
4/30東京都港区 チサンホテル浜松町
歴代優勝者には渡辺明名人や羽生善治九段をはじめ多くのプロ棋士がいる1976年創設の伝統ある小学生全国大会。

28、56-66
華やかに舞え! 女流棋士たちのエモーション vol.8 
和田はな女流1級
「将棋と勉強の両立を」
2002年1月14日生まれ、埼玉県出身。藤倉勇樹五段門下。9歳で研修会入り。12歳で女流アマ名人戦優勝。2020年女流棋士になる。現在大学生(早稲田大学)との両立。

経歴、趣味、憧れの棋士、仲の良い女流棋士、棋風などについて。

29
ニコニコ超会議2023
佐藤天彦九段&糸谷哲郎八段の超将棋100局勝負!
4/29・30千葉 幕張メッセ

38-40
リレーエッセイvol.31 
山田久美女流四段「“将棋学校”に魅せられて」

80-85
第16期マイナビ女子オープン五番勝負【第2局】
緩急自在の西山振り飛車 記/工藤光一
4/19甲府市 常磐ホテル
西山朋佳女王-甲斐智美女流五段

86-93
大山康晴十五世名人生誕100年記念
大山名人、晩年の思い出「お礼は言いようもなし」 記/前田祐司九段

94-100
大山康晴十五世名人生誕100年記念
・大山将棋セレクション「終盤は二度ある」 記/石川陽生七段

132-138
「終盤のメカニクス 第2回 講師/宮田敦史七段」
速度重視の寄せ

140-155
戦術特集 祝!升田賞受賞 指してみよう嬉野流
 ―アマ発B級戦法が棋界の歴史に名を刻む― 総合監修/安用寺孝功七段
Chapter1 講座「嬉野流 基本から進化形まで」―独特の序盤戦術を覚えよう―
Chapter2 好局鑑賞「プロも指す嬉野流からの進化形」
Chapter3 嬉野流次の一手「解いて覚える嬉野流必須手筋」

164-165
第31期銀河戦

166-171
第36期竜王戦

173-179
第16回朝日杯将棋オープン戦 本戦

180-193
公式棋戦の動き

198-200 
灰色の昔話 第13回「追憶の天狗将棋道場」 泉正樹八段

付録
新手年鑑2023年版 記/勝又清和七段





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